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スイミーの朗読活動・エピソードを紹介します♪


by suimmy


8月2日 今日は川崎市宮前市民館で、「平和.人権学習 夏休み小学生の平和研究会」が行われました。

宮前区では、毎年、平和人権学習を企画しており、昨年は大人を対象とした講演会でスイミーも招かれました。

今年は夏休みの小学生を対象に、8月1日から7日まで(土日を除く)、5回にわたって、毎回、別の講師が違う切り口で、戦争と平和について講義します。

今日はその2回目で、うだるような暑さの中、親子12名が参加してくれました。


はじめに、スライドを使って簡単に太平洋戦争の概略を説明し、


その後、東京大空襲、

動物たちの犠牲、広島の原爆をテーマにした戦争童話を3作品と最後に詩を1篇、朗読しました。

ピアノ演奏は、徳備裕子さん。
炎が渦巻く中を必死に逃げ惑う主人公の様子が、臨場感あふれるダイナミックな演奏で表現されていました。

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朗読の後には、子供たちが自由に感想を出し合い、2時間の有意義な時間を共に過ごしました。

明日は、地元の歴史を語る会の方と一緒に、戦争の遺跡に行き、
その次は、専門調査員の方と一緒に平和館を見学するそうです

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5日間にわたる贅沢なプログラムで、夏休みの自由研究は、もうこれで万全ですね。

企画から、準備、当日の進行役までなさっている宮前市民館の田波さん、有り難うございました。


# by suimmy | 2019-08-04 13:52 | 講演会

台風の心配もある7/27、メンバーの中の晴れ女達の本領が発揮され、何の影響もなく、昼夜の2公演、無事に終演いたしました。

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お陰様で、昼夜とも、たくさんのお客様がご来場くださいました。

今回のテーマは、特攻隊。

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一年前から、来年はこの作品を!と決め、4月に現地取材をし、関係者のお話を伺って、語りと映像、音響、照明で立体的に作り上げた舞台です。

スイミーのメンバーに加えて、声優の土崎光さん、音楽教室おとの森の小学生たち、女子美術大学付属高校・演劇部3年生の皆さんにもご出演頂き、東恵以子さんのピアノとともに、理不尽にも若い命を散らした特攻隊員たちの無念、生き残った隊員たちの苦悩を描きました。

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小学生のコーラスをバックに高校生が読む特攻隊員らの遺書には、作品の冒頭にも関わらず、早くもすすり泣きの声が聞こえます。

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特攻出撃を前に、十数キロの道のりを走り、鳥栖の国民学校のグランドピアノで、ベートーベンの【月光】を弾いていった二人の特攻隊員。

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それを見守った若き女性教師と子供達。

平成に入り、このピアノが破棄されることを知った女性教師が、保存を求めて、このエピソードを初めて公表してから、マスコミを挙げての

ピアノを弾いた特攻隊員捜しが始まります。

ようやく、あるジャーナリストが、それらしき元特攻隊員を見つけ出しますが、その人物は、かたくなに認めようとしません。

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その裏に隠された真実とは何か!?

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実話ですが、そんな謎解き要素も加わり、お客様も、ぐいぐいお話に引き込まれていくようでした。

なぜ彼らは死ななければならなかったのか?

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その礎の上に、今の平和な暮らしがあることを胸に刻み、一人一人が、平和のために、自分にできることは何か?を問い続けてほしい・・・そう願っています。

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ご来場の皆様、応援してくださった全ての皆様、スタッフの皆様、どうもありがとうございました。 (写真撮影・下田照巳 文・森田都
# by suimmy | 2019-07-27 09:26 | ライブ

夏休みを目前に控えた7/9、【ことば】に関して意欲的かつ斬新な取り組みをされている杉並区立井荻中学校にお招き頂き、朗読してまいりました。

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井荻中学校では、毎年【ことばの教育】として、12学期を通じて、全学年、一つの作品を読み込み、研究し、全学年が一堂に会して話し合う・・・という取り組みをされています。

今年の作品は、宮沢賢治の【猫の事務所】。

全学年450名もの生徒の皆さんが、コンクリート打ちっぱなしのオシャレな体育館に集まり、私たちの朗読に静かに耳を傾けてくださいました。

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1と中3では理解の度合いも違うでしょうが、そこは、逆に、上の学年の考えを聴くことで、自分の解釈を深めたり、違う視点を得たり・・・という効果があるそうです。

人前で自分の意見を述べるのに気後れするお年頃でもある中学生なので、全学年の話し合いとはいっても、発言する子は多くないのでは?と思いきや・・・!

長年のこの活動が脈々と下の学年に受け継がれている成果でしょうか・・・最後の学校全体の集会では、活発に意見が飛び交い、先生方も驚かれるような興味深い視点も飛び出すそうです。

これが【伝統】というものなのでしょうね。

賢治の作品は、彼の生い立ちから紐解くことで、より一層理解が深まるので、ヒントになるお話を少しして、最後に、4人で【雨にも負けず】を群読しました。

司会進行も生徒の代表がなさり、最後に、中2の女子生徒の方から、私たちへのお礼の感想がありました。

作品を読み込んで、登場する猫たちのキャラクターを、声や喋り方の使い分けで際立たせたのですが、そこをキチンと理解した的を射た感想を頂き、私たちもやった甲斐がありました。

キャラクターをハッキリ出す朗読で分かりやすかったこと、音楽が効果的で物語が想像しやすかったこと・・・などを的確に述べてくださいました。

今回のお話は、今年の3月まで井荻中学にいらした平沢富美江先生からのご紹介でした。

平沢先生は、2年前のスイミーの平和事業公演【ふるさとにかえりたい 〜マーシャルの海と第五福竜丸の軌跡〜】でご一緒した泉南中学校・演劇部の当時の顧問で、そのご縁で、今回の井荻中学校にお呼び頂いたのでした。

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(左より、ピアノの山田智子さん、阿南貴恵、鮫島るり子、市原亜輝子先生、平沢富美江先生、長谷川直子、森田都)


会場設営は、先生方、生徒の皆さんがキビキビと動いてくださいました。

準備中、緞帳がいきなり落下、結局、途中で止まって動かなくなる・・・というハプニングがありましたが、誰も怪我することなく、何よりでした。

そして、ピアノの山田智子さんだけ壇上に残し、私たち読み手4人は、生徒の皆さんと同じ高さに降りることで、何とか緞帳の不調を凌ぎました。

結果的には、生徒の皆さんとの距離が近くて、それはそれで良かった気がします。

【猫の事務所】を読み込んだ後の11月の全校集会には、スイミーもお招き頂いています。

活発な議論・・・私たちも楽しみにしています😊

井荻中学校の皆さん、またお会いいたしましょう🎵


# by suimmy | 2019-07-09 19:16 | 学校訪問

渋谷の街が、江戸に・・・津軽に・・・😊

6月23日(日)の昼下がり、渋谷の川中美幸さんのお店で朗読ライブを行いました♫

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二月に柏田道夫先生の書かれた「しぐれ茶漬け」の作品をスイミーで朗読させて頂いたのですが、
実は柏田先生と川中美幸さんは親しいご友人でいらっしゃいます。
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そのご縁で、津軽三味線奏者の山本大さんとご一緒に「美幸一座」として、今日は出演させて頂きました。

川中美幸さんはメンバー紹介、作品紹介など声の出演をして下さり、私達を盛り上げて下さいました。

ライブは若き赤穂浪士の淡い恋を描いた「てんぷら」でスタート。
山本大さんの三味線が、切なさを誘います。

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続いて大さんの三味線ライブ♫
軽快なトークで津軽三味線の魅力を伝えながら、力強い演奏を披露。
尺八、口琴、竹笛、横笛など、今回は三味線だけでなく、様々な音で朗読を彩って頂きました。

そして、次の作品は「てっちり」

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野だいこ駒八と親分の掛け合い、結局しぶとく生き残ったのは駒八でした!

三作目は、濡れ衣を着せられて切腹した父のしたたかな仕返しと娘の思いを描く「鯉のあらい」。

江戸の食材や料理を通して、人々の暮らしや姿を生き生きと伝える素敵な柏田作品を、今日は三作お楽しみ頂きました。

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最後は山本大さんのリードで、お客様と一緒に「ねぶた囃子」を「ラッセラ〜ラッセラ〜」と声を合わせて盛り上がりました!
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終演後はお隣の「お好み焼きかわなか」で、お客様と一緒に美味しいお好み焼きを頂き、私達も皆さんとゆっくりお話ができました。
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お越し頂いた皆さま、柏田先生、お店の皆様、ありがとうございました!


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また、ご一緒できる日を楽しみにしております♡


# by suimmy | 2019-06-26 00:12 | ライブ

<詩の群読指導〜玉川聖学院中学1年の皆さんと>


梅雨らしい朝で始まった6月24日。ジメジメしながらも冷たい雨の降る日、自由が丘の玉川聖学院を訪れました。

お洒落なカフェや雑貨屋さん、住宅街を抜け大井町線の線路沿いに五分ほど歩くと水色の屋根が印象的な玉川聖学院の校舎が現れます。

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スイミーがこちらの学校に群読指導にお邪魔するようになって今年で5年目。

担当の鈴木先生、戸塚先生のお話では、年度終わりに書かせる1年間の感想でスイミーの指導がとてもよかった、楽しかったと書いている生徒が多いんですよ〜との事。 嬉しい限りです!


玉川聖学院の「詩の群読」は中1の国語総合という授業で扱い「朗読の基本を身につけると共に、グループで協力してコミュニケーション能力の向上を図る」のを目的としています。今年も中学1年生3クラスの授業を担当いたしました。


数ヶ月前まではランドセルを背負っていた中1の皆さん、初めての環境で友達も出来て、ようやくクラスで日常生活を送れるようになってきたのが今の時期…。 そんな時期だからこそ、友達と力を合わせて1つのことを成し遂げて自信をつける、のはとても重要です。


まずは、朗読をするにあたって大切な2つのポイント、大きな声を出す事、口をきちんと開けて正しい発音をする事、をお伝えします。

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ちょっと口の形を意識するだけで聞き取りやすくなり好感を持たれる話し方になり、それはこれから大学に進んだり社会に出た時にも役に立つこともお話ししました。

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森田都の笑いを交えての熱血指導に、最初は様子見だった生徒さん達もどんどん乗せられ目の輝きが変わってきます。みんなでお腹を触りながら声を出すところでは、各クラスしっかりと大きな声を聞かせてくれました。


その後に朗読のポイントをエッセンスにして伝え、いよいよグループに分かれての群読指導。

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生徒さんの選んだ詩は今年もバラエティに富んでいて、さらに身振りをつけたり、繰り返したり、声を合わせたり、グループごとに工夫を凝らしていました。

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「ここで場面が変わるから間をたっぷりとって、遠くに呼びかけてみて!」

「人数が増えながら繰り返していくなら、声もクレッシェンドしてみようか」

「声を合わせる時は、隣の人の息遣いに耳をすませてごらん」

など、ちょっとしたアドバイスをして練習を繰り返すと読み方も格段に変化!授業の最後の発表では照れながらも各クラスとも大きな声で元気に発表してくれました。

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先生方からも

「生徒達の上達に驚きました。生徒達も自分達の変化に心弾んだことと思います」と嬉しいお言葉をいただき、私たちも充実感でいっぱいです。


担当してくださった鈴木ゆきこ先生、戸塚めぐみ先生、ありがとうございました。 

中1の皆さん、発表会頑張ってくださいね‼️‼️

(Written by 鮫島)


# by suimmy | 2019-06-25 11:52 | 学校訪問


梅雨の晴れ間となった6月14日(金)、杉並区立久我山小学校を訪問しました。

今回は、2020東京オリンピック・パラリンピックへ向けた授業の一環としての朗読会をというご依頼でした。

お話を通して、「あきらめないこと」「くじけないこと」「頑張ること」を 子どもたちに届けたいという主旨です。

そこで、低学年には、はだしで走った伝説のマラソンランナー アベベ・ビキラさん。

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東京招致のプレゼンテーションでも注目されたパラリンピアン の佐藤真海さん。

高学年には、ロンドンオリンピック体操金メダリスト 体操の内村航平選手と、
車イスフェンシングの藤田道宣選手。

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この4名にスポットを当てて、
栄光を掴むまでの軌跡を紹介させていただきました。

彼らは 皆、努力の天才です。
どんな試練にも、何度も壁にぶつかっても、自分を強く信じて、あきらめません。

佐藤真海さんは 言っています。
これ以上できないと あきらめてしまうのが限界のフタ。そんな限界のフタをはずそうと。

演奏は、稲飯早苗さん。選手たちの心境にあった音楽で 物語をドラマチックに演出してくれます。

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公演後 すぐ先生から感想を求められると、真っ先に手を挙げてくれた生徒さんは「どん底から立ち上がっていったところがすごいと思いました」と発表。
競技の成績だけでなく、オリンピアンやパラリンピアンの人知れない努力や不屈の精神は、子どもたちの胸に響いたようです❣️

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そして、温かく迎えて下さいました筒井校長先生、忙しい中、準備からお手伝いくださった先生方、大変お世話になりました。ありがとうございました。
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また、お目にかかれる日を、私たちも楽しみにしています。


# by suimmy | 2019-06-14 17:00 | 学校訪問

半袖でもいいような陽気の515日は、公益社団法人 杉並青色申告会 女性部での朗読ライブでした。


令和元年度総会の後のイベントとして、私たちをお招きくださったのです。

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          (令和元年の文字が新鮮です!)




題して【江戸人情と家族の絆】。


人生経験豊かな女性の多い会ですので、大人向けの佳作を2作品、お聴きいただきました。


子育てと仕事の両立に思い悩む若い夫婦が、偶然出会った老夫婦との交流を通して、自分たちを取り戻していく作品がひとつ。

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もうひとつは、江戸を舞台に、十年以上疎遠だった継母と息子が、葛藤を乗り越えて、再び親子関係を築いていく物語でした。

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現代と江戸時代・・・時代は違えど、状況は違えど、家族の在り方、家族の絆を見つめ直して頂ける両作品に、会場には、目頭を押さえる方のお姿も見受けられました。

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終演後、皆様から頂いたご感想です。

🌑まるでお芝居を観ているようだった。

🌑情景が目に浮かんだ。

🌑日々、忙しなく動いているが、ゆったりした時間が過ごせた。

🌑声だけだと、男性なの?と思ったが、近くで見たら、ちゃんと女性だった()


女性部には、10年ほど前に一度お招きいただいたのですが、それ以来、何人もの会員の方が、私たちスイミーの夏公演などにお運びくださっています。


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            (きれいな花束もいただきました。)


いつもスイミーを応援してくださる青色申告会 女性部の皆様、本日は有難うございました。


# by suimmy | 2019-05-15 21:48 | ライブ
日差しに春の訪れが感じられた3月14日、練馬区にある東京都立光丘高等学校に伺いました。
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校舎も周辺も緑に囲まれた落ち着いた環境です。都立高校では都内で二校しかないICTパイロット校に指定され、全校生徒にタブレット端末が貸与されているそうです。
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来年度、二年生で行われる九州への修学旅行の事前学習にお呼び頂き、生徒さん、担任の先生方合わせて約280名にお聞き頂きました。
12月の修学旅行では、長崎で平和学習をされるということで、三つの作品を用意しました。

初めに、長崎に原爆が落ちた1945年8月9日を、カメラマンの目を通してみたルポルタージュを、映像を交えてお聞き頂きました。
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続いて、被爆した長崎の高等女学校の生徒の見た8月9日と、その後10月に学校が再開されるまでの日々を綴った小説をメンバー四人で群読しました。
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最後にその続編とも言える30年後の同級生達との再会を描いた作品を朗読しました。
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生徒さん達の集中力が伝わって来ます。朗読で語られる舞台は高等女学校の講堂。高校の体育館という舞台に立つと臨場感もひとしおです。

被爆直後からの時の流れの中で一人一人の人生か浮き彫りになっていく〜その陰影を東恵以子さんオリジナルのピアノが彩ります。
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公演後には代表の生徒さんが感想をお話し下さいました。その言葉にあったように、今日の朗読をきっかけに、長崎で74年前に起きたことを学び、実り多い修学旅行にして頂きたいです。
青春真っ盛りの皆さんが、いい思い出を作って来られることをお祈りしています。

実は前にも、沖縄への修学旅行の事前学習に伺ったのですが、今回も機材の準備、照明など、先生方にご協力頂き、私たちも安心して本番に臨めました。先生方のチームワーク、そして生徒さん達の静かに耳を傾けて下さっていた姿に、スイミーは益々、光丘高校のファンになりました。
季節感あふれる差しいれも頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
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春休みが終われば、みなさん二年生。後輩を迎え、さらに充実した高校生活になりますように!
またお目にかかれる日を楽しみにしております。


# by suimmy | 2019-03-21 21:21 | 学校訪問

朗読を通じて名作に触れてもらおうと、国語の授業の一環として、定期的にお招きくださる女子美術大学付属高校。


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今日は高校1年生200人以上を前に、小泉八雲の【耳なし芳一】を長谷川直子、阿南貴恵、森田都の3人で朗読してまいりました。

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       (会場は大学の施設でした。)

ラフカディオ・ハーンとして来日し、その後、日本に帰化した小泉八雲が書き残した40篇もの怪談話の中でも、とりわけ有名な作品ですので、私たち演ずる側にも力が入ります。

【耳なし芳一】上演後は、各クラスから2名ずつが登壇。

合わせて10名に詩の朗読を体験していただきました。

取り上げた詩は、自然の風景や日常の何気ない情景に目を止め、立ち止まって、周りや自分を省みる・・・そういう生き方の大切さを、さりげなく説く内容でした。

朗読する時は、演者本人も、描かれている自然の風景、情景を、その場にいるかのように想像しながら語ること、朗読に合わせて動く聴き手の思考や感情を尊重した【間】をしっかり取ってあげること・・・など、基本をお伝えしました。

私たちのデモンストレーション朗読をお聴き頂いた後、一度、生徒さん10名に担当箇所を読んでもらい、改善点をご指導。

その後は、ピアノの東恵以子さんにオリジナル曲を付けて頂きながら、通しで生徒10私たち3人で分かち読みして、一つの詩を完成させました。

音楽が付くことで、気持ちも高まるのか、全員が最初より劇的に上手になり、私たちもその成果に目を見張るほどでした。

聴き手に回った生徒の皆さんが【かわいい~】【癒されたよ~】と仲間を応援する姿には、私たちも癒された気分。

女子美といえば、専門的な美術、芸術教育が特徴ですが、作品のコンセプトなどをお互いにプレゼンテーションし合う機会も多いのだとか。

効果的なプレゼンのためには、キチンとした発音発声、メリハリのある話し方が有効ですので、今日、得た知識を、日頃にも役立てていただけたら嬉しいです。


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女子美高校演劇部には、ここ数年、スイミーの夏の平和事業の舞台に多大なご協力を頂いております。

大道具・小道具・舞台上で使う絵などの美術を担当してもらったり、チラシをデザインしてもらったり、出演までしてもらったり・・・と交流が続いています。

今年の夏の企画も、少しずつ動き出していますので、もしかすると、またお力添えを頂くことがあるかもしれません。

今日も演劇部の有野先生はじめ、高1ご担当の先生方にお世話になりました。

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またお会いいたしましょう🎵                   (文・森田都)




# by suimmy | 2019-02-20 17:58 | 学校訪問

2月13日の宝くじドリーム館ランチタイム・コンサート。

お江戸・日本橋にも近い京橋でのランチタイム・コンサートでしたので、江戸の町を舞台に、食べ物をテーマにした2作品をお届けしました。

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常連のお客様からスーツ姿のサラリーマンまで120名ほど、お立ち見が出るほど、お集まりくださいました。


映画【武士の家計簿】【武士の献立】の脚本で知られる柏田道夫さんの短編集【しぐれ茶漬け〜武士の料理帖】より、まずは【天ぷら】。

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一膳飯屋で天ぷらを揚げる町娘・お仲と若侍・左内の淡い心の通い合いを描いた作品ですが、実は、左内にはお仲に言えない大きな秘密があったのでした・・・。


次の【てっちり】は、野だいこ・駒八が主人公。

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虎熊大親分の誘いにノコノコ出かけたはいいのですが、着いた小料理屋で、初物のてっちりを頂けると喜んだのも束の間・・・どうも様子がおかしいようで・・・という落語のような滑稽話です。

【野だいこ】とは【太鼓持ち】のことですが、【太鼓持ち】とか【幇間】とかが、きちんとした芸で宴席を盛り上げるプロであるのに対して、【野だいこ】は素人の太鼓持ち。

芸はなく、ただただおべんちゃらを言って、お金持ちや親分さんの宴席で、ご馳走やお酒のお相伴に預かる・・・言ってみれば、単なる【お調子者】のような存在です。

【しぐれ茶漬け】は、そんな知識から、食の蘊蓄までもが随所に散りばめられています。


演奏は津軽三味線の山本大さん。

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時に格調高く、時に滑稽に、お話の場面に応じた私たちのリクエストに、きっちり応えて、朗読を盛り上げてくださいます。


最初と最後には、大さんミニ・ライブで、津軽三味線の演奏もたっぷりお楽しみ頂きました。


会場には、作者の柏田道夫さんもいらして、見守ってくださいました。

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新しいご本もくださったので、またの機会に別の柏田作品もお届けできるかもしれません😊

ご来場の皆様、有難うございました。

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# by suimmy | 2019-02-13 21:59 | ライブ