浅草アミューズミュージアム
2010年 09月 23日
浅草ライブに、ご来場ありがとうございました!
前日までの残暑から 気温が急に10度も下がった秋分の日
浅草のアミューズミュージアムで 坂本龍馬の愛した女「お龍」
をテーマに、ライブを開きました。
アミューズミュージアムは 浅草に昨年出来たばかりの「布と浮世絵の美術館」で
津軽三味線の山本大さんが 定期ライブと三味線教室を持っていることから
お誘いを頂き このたび 実現したものです。
浅草見物と朗読をセットでお楽しみいただきたいと思っていたのですが、
時折、激しい雨も降る あいにくの天気・・・にもかかわらず、
6階織姫の間は、 座敷約40 イス席約50 が、昼の部、夜の部 共に 満席となりました。
皆様、ご来場 誠にありがとうございました。感謝感謝です!
このライブの開催に当たっては、書籍や文献をはじめ
この夏 坂本龍馬やお龍ゆかりの地 高知、神戸、京都、横浜、横須賀へも行き、
お龍について取材も行い、準備を進めてきました。
1部では お龍の 生い立ちから龍馬暗殺までの半生を。
2部では 龍馬亡き後の御龍の流転の人生を、晩年連れ添った徳兵衛の語りで描いた作品でお届けしました。
お龍という女性は、古い文献によると 美人だが気位が高く 愛想がなく 自由奔放で 大酒のみの変わり者、
海援隊の仲間達からもあまりよく言われていなかったようですが、
横浜のお龍が仲居をしていた料亭「田中屋」の女将のお話によると、
場所柄外国人のお客さんも多いのですが、言葉がわからないので愛想笑いしているほかの仲居を尻目に
英語を独学で学び、ちゃんとわからなければ、応えたりしないような性格で、外国人のお客には好かれた、という話などをきくと、確かに古い日本女性の型にははまらないものの、勝気で男と対等に渡り合い、自分の意志を通す、ちょっと生まれてくるのが早かったような現代的な女性だったのかもしれません。
演奏は、今回も 和太鼓の響道宴さん、津軽三味線の山本大さん、尺八小濱明仁のユニット「和三BOM」の3人でした。和三BOMとは 今回で 4回目になりますが、回を重ねるごとに朗読とのコラボもぴったり!それば素晴らしい演奏で舞台を盛り上げてくれました。謝謝!! (写真:堺谷一人)