震災6カ月 都立鷺宮高等学校「奉仕の授業」で 被災地を語る
2011年 09月 29日
この半年間、私たちが 現地でのボランティアや取材を通して、被災者の方から直に伺った被災状況や復興への取り組み、和合亮一さん 長田弘さんの詩の朗読などをさせていただきました。
廊下ですれ違った生徒の皆さんは いかにも都会の現代っ子らしくおしゃれです。
そんな、若者たちが 被災地の話に どのくらい関心を持ち 耳を傾けてくれるだろうかという思いもありましたけれど 心配は まったくの杞憂でした1時間余りの公演中、生徒の皆さんは とても静かに 熱心に耳を傾けてくれていました。
その中に、福島からご家族で東京に避難してきた生徒さんがいました。その生徒さんは前半津波のシーンの話が出た時には 一旦席を立たれたのですが、又、途中で戻ってこられて、終演後、なんと私たちに「遠いところまでよく行ってくれましたね」と言いにきてくれたのです。
この瞬間、私たちは、
本当に来てよかったと、今日の秋晴れの天気のように清々しい気持ちになれました。
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今回の公演は 1年英語担当の長尾先生が 7月の杉並公会堂でのチャリティーコンサートに来て下さって、自校の生徒の皆さんにもぜひ聞かせたいと お招きくださったのでした。
1年生の先生方には 準備から大変お世話になりました。
ありがとうございました。