南青山MANDALA「秋の夜長の朗読会」~夢幻~
2014年 11月 07日
たくさんの皆様にご来場いただきまして 誠にありがとうございました。
今回は 朱川湊人著 「かたみ歌」より『栞の恋』と 宮部みゆき著 「あやし」より『時雨鬼』を 朗読しました。
かたみ歌は 昭和40年代 グループサウンズがはやった時代のオムニバス短編集ですが
この「栞の恋」は恋に奥手な酒屋の娘が古本屋で手にしたランボオの本に挟んだ栞を介して 戦時中の航空士官の文学青年と文通するという不思議なお話。
宮部みゆき著「時雨鬼」は、奉公人口入所を訪ねたお信が 謎の女お蔦から 不思議な鬼の話を聞かされる。さて その鬼の正体は・・・!という ぞくぞくするような 幻想的なお話。
稲飯さんのオリジナル挿入曲と MANDALAのスタッフによる素敵な照明で 一層気分は盛り上がり
ステージはドラマチックに彩られました。
皆様 本当にありがとうございました。
今回も 収益金の一部を 東日本大震災の被災地 南相馬市へ 義援金として送らせていただきます。
尚、作家 宮部みゆきさんも 私たちの活動にご賛同くださり 今回の著作権料を被災地への義援金にとご寄附くださいました。心からお礼申し上げます。