【2016年締めの朗読ライブ ~港区立芝小学校~】
2016年 12月 20日
今年も、スイミーは、学校、施設などでの朗読ライブの他、夏の【ヒロシマ】公演、教材DVDの収録、かわさきFMでの生放送……と駆け抜けてまいりましたが、今日が、締めの朗読ライブ。
会場は、箱根駅伝コース近くにある港区立芝小学校です。
芝小は、1年に3回ものヘビーローテーションでお招きくださるお馴染みの学校。
380人の児童たちに、いつも感心させられるのが、体育館への入退場の態度です。
整然と静かに入場してくるので、舞台の袖に控えていると、いつ入ってきたのか分からないほど!
そんな子供たちなので、聴く姿勢も、きっちり出来ていて、お話の展開に合わせて、息を飲んで驚いたり、感心したりする様子が、舞台からも手に取るように分かります。
(左の写真はリハ風景。)
聴き手の息づかいや集中して来る様子が波動のように伝わり、私たち読み手もピアニストも、更なるサービス精神を刺激され、リハよりも、乗ったパフォーマンスができる………これぞ、ライブの醍醐味❗と実感する瞬間です。
低学年、高学年共に、今回は、オリンピック・パラリンピック選手の実話1作品とクリスマスに因んだ作品をお届けしました。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、都では、公立校に対して、オリンピック・パラリンピック関連の学習を強化するよう通達しており、今後、リクエストが増えそうなジャンルです。
貧困、事故、病気など押し寄せる逆境にもめげずに、【生きているだけで幸せだ】【自分で限界を決めてはいけない】と前を向くアスリート達の姿から、何かを感じてほしい、得てほしいという思いで読みました。
(お話しの前後には、アスリートの画像を使っての解説付き!)
クリスマスの作品も、【信じる心】や【互いを思い合う尊い気持ち】にジ~ンとさせられる良品を揃え、後ろにいらした保護者の皆様や先生方も、物語の世界に浸っていらっしゃるようでした。
(終演後、ピアノの東恵以子さんを囲んで。後列左より阿南貴恵、森田都。)
終演後、愉快な山村校長を囲み、保護者の皆さんも交えて、今回の感想や、早速、次回ライブの予定を話し合うなど、朗読を聴いて、想像力を刺激することの効用を、よくご存じの芝小学校です。
保護者の方から
【二人だけで読んでいるとは思えない声音の使い分け❗ まるでマジック❗】
【音楽が、これ又、いいところで入って、気持ちが揺さぶられる❗】
と仰っていただけたことは、私たちへのとびきりのクリスマス・プレゼントでした。
芝小学校の皆様、有難うございました。