中野区立大和小学校公開授業
2007年 11月 11日
3年生から5年生の5クラスの国語の授業で、音読の指導をしてきました。
土曜日とあって、雨にもかかわらず、お父様もたくさん授業参観にお見えになっていました。
こちら学校では、毎朝15分間、授業の前に「音読タイム」を設けるほど、音読には力を入れているそうですが、プロによるご指導を!とのご依頼でしたので、やはり、各学年とも、基本である腹式呼吸や口形からきちんとはじめ、その後、学年ごとの副教材の音読集の中から、1作品ずつ選び、気持ちやリズムを考えて音読する練習をしました。
3年生、4年生は、大きな口をあける発声練習にも、すぐに反応してくれて、どんどん大きな声が出てきたのですが、5年生ともなると、1人づつだと、恥ずかしがってなかなか声を出せない子もいました。それでも、ラストの全員音読では、しっかり大きな声で、楽しそうに上手に読でくれました。
これまでの訪問校では、2時間続きでの指導はありますが、1人で 1時間目から立て続けに5時間受け持ったのは、実は、初めての経験!
しっかりとよいお手本で発声しなくてはと張り切ったせいもあり、5クラス修了すると、さすがに疲れが・・・先生って、やっぱり大変~とつくづく思いました。
(でも、日頃鍛えていますから、声は涸れませんでしたよ!)
そして、授業が終わると、女の子たちが進んで私を校長室まで案内してくれて、「今日の音読は、すごくたのしかった~」って言ってくれた子もいて、私も嬉しかったです。
お昼は、他教科の講師たちと一緒に、明るいランチルームで給食をいただきましたが、この給食がとってもおいしかったです!
近頃、巷では怪しげになっている食の安全にこだわり、栄養価も高いという地産地消をの東京産の食材を使ったメニューで、珍しい古代米の野菜カレーライス、伊豆大島の天草とブロッコリーの胡麻和え、ぶどうの寒天ゼリーデザートまでついていて、私の子ども時代の給食とは大違い。
また、子どもたちの食育にも力を入れているそうで、毎日のメニューについて、給食当番さんが、皆に説明してから食べるんだそうです。 とってもいいことですよね!
5時間たてつづけの音読指導は、少々大変でしたが、とっても楽しい1日でした!