親子三代 お話会
2008年 09月 15日
第1部では、「へっこきよめ」、「三枚のお札」、「聞き耳ずきん」の3つの昔話を朗読しました。お客さんの中には、おならの音を聞いて大笑いするおばあちゃま・・山姥の恐ろしさに思わず泣き出してしまう女の子もいて・・・それぞれ趣きの異なる昔話の世界にどっぷり浸っていただいたひとときでした。
第2部は、日本の唱歌、秋にちなんで、「もみじ」、「里の秋」、そして、「しあわせなら手をたたこう」の3曲を皆で歌いました。お客さんは、ご年輩の方が多かったからでしょうか、どの曲も懐かしさいっぱいの様子で、大きな歌声が、会場中に響いていました。
そして第3部は、宮澤賢治作「セロ弾きのゴーシュ」を、チェリストの富樫亜紀さんをゲストに迎えて上演しました。宮澤賢治は、チェロをこよなく愛し、自分も演奏を手がける中、この作品が生まれたと言われています。会場は、チェロの深い音色とともに、ゴーシュや様々な動物たちの台詞にうなずいたり、笑ったりするお客さんたちで、とても楽しい雰囲気に包まれていました。
横須賀三浦教育会館の理事長さんはじめ、関係者の皆様、そして、残暑の厳しい中、足を運んでくださった大勢のお客様方、本当に有難うございました。