スイミーの朗読活動・エピソードを紹介します♪


by suimmy

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朝ドラ【あさがきた】のモデル広岡浅子が創立に関わった日本女子大学や津田梅子の津田塾大学をはじめ、日本の女子高等教育の先鞭をつけた学校は数ありますが、女子美も、そのひとつ。

【良妻賢母】が女性の理想像だった明治時代、女子美は、【妻や母である前に、一人の人間として生き、美術の力によって社会、文化に貢献する有能な女性を育成すること】を掲げて、去年、創立100周年を迎えた歴史ある女子美術学校です。

2月18日に伺ったのは、女子美術大学付属中学校・高等学校。

お聴きいただいたのは、中学2年生と保護者の皆様でした。

今回は、ちょうど夏目漱石など文豪の作品を授業で取り上げていらっしゃるので、是非、名作をというリクエストにお応えし、夏目漱石の【夢十夜】より【第一夜】と【第三夜】、そして芥川龍之介の【杜子春】をお届けしました。

【夢十夜】は、いずれも【こんな夢をみた】で始まる十編の短編集です。
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ちょっとザワ~ッとくる怖い夢ばかりで、不気味なお話です。
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【杜子春】は大作なので、3人で役割を分けて読みました。
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これまた、夢かうつつか・・・というお話で、魔物や武将、閻魔大王といった悪役の数々が、杜子春をたぶらかそうと、次から次へと登場します。

いずれの悪役も、杜子春を脅し、酷い目に遭わせるので、怖いのなんの・・・。

かつて小学校で上演した時は、あまりの怖さに、泣いて、会場を出て行った子どももいたくらいです(-_-;)

でも、それこそが、黙読と音読の違いと言えるでしょう。

音声でお話をお伝えする場合、役のキャラクターによって、声音や喜怒哀楽をキチンと使い分けないと、その物語の世界を表現できないのです。

文字を追うだけだと、筋を理解するだけで終わってしまうところ、朗読を聴くと、映像が頭の中に鮮明に浮かびやすい!という効果があるのです。

さらに、東恵以子さん作曲によるオリジナル音楽が、そのドラマ性を高めるのに一役も二役も買ってくれます。

女子美の中2生の皆さんは、恐らく、あまり経験したことのないであろう音声だけで繰り広げられる物語の世界を、十分に堪能してくださっていたようでした。

芸術に秀でた生徒さんが多い女子美ですから、感性も鋭く、何かインスパイアされるものがあったとしたら、私たちも嬉しい限りです。

エントランスでは、【さすが女子美!】と、うなってしまうような美術作品の数々がお出迎えしてくれます。

【耳なし芳一】【ハーメルンの笛吹き男】などの物語をモチーフに、紙で立体的に作られた作品やデッサン、絵画、ポスターなど、クウォリティ―の高い作品の数々に、まるで美術館に来たかのようでした。
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この見事な画力!


















学園祭のポスターもお手の物です。
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ハーメルンの笛吹き男
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耳なし芳一











国語科の有野先生から【贅沢な時間をありがとうございました】というお言葉を頂いた私たちですが、こちらこそ、未来のアーティストたちの作品を拝見できて、極めて贅沢な時間をありがとうございました(*^。^*)
by suimmy | 2016-02-21 17:23
2月20日土曜日。来年創立140周年を迎える歴史ある小学校、港区の南山小にお邪魔しました。

全校生徒で135人というとてもアットホームな南山小。
各学年1クラスなので高学年が低学年の子の面倒を見たり一緒に遊んだりと、縦の結びつきも強いそうです。廊下には生徒さん達の力作が展示されています。e0088256_118632.jpg



お尋ねした日は、課外クラブ「南山ジャズバンド」のコンサートも玄関であり、お手伝いの父兄の方がお揃いのTシャツを着て準備されていました。
130周年の時に作ったジャズバンドはトランペット、トロンボーン、サックス、などの金管楽器からベース、ドラムまでの本格的な編成で、地元のご協力を得て、あの!渡辺貞夫さんが指導にいらしたこともあったそうです。何と豪華な!!メンバーは3年生以上の20人ほどで地元のお祭りに出たり忙しく活動しています。e0088256_11162817.jpg

麻布十番、六本木から徒歩圏内にあるため外国籍の生徒さんも多く、クラスによっては2割くらいを占め、お国もフィリピン、ウクライナ、ロシア、中国、コスタリカ、など本当に国際的です!
そんな外国人の父兄の方は日本の学校の健康診断や給食のシステムに感動されるそうです。


さて、南山小ではスイミーもすっかりお馴染み、訪問は今年で11年めです。
生徒さん達も集中して静かにお話会の始まりを待っています。言語教育に力を入れていらっしゃる学校なので聞く力もきちんと備わって行くのですね。

今回はパリのネズミがチーズ工場で大活躍するお話と、我が子を亡くしたきつねのお母さんと人間の子供の心温まるお話の二本。
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きつねのお母さんのお話は、親子の情愛がさりげなく描かれ、演じる私達も涙腺緩まないように苦労して語るのですが、今回はピアノの山田智子さんが感動的な曲を全編に付けて下さり、いやがおうにも盛り上がります。ご父兄のいる席からか。。。鼻をすする音も沢山聞こえてきました。e0088256_11112552.jpg

今回初めてスイミーを聞いて下さったと言う先生からは「朗読のイメージってすごく広がるんだなあと感動しました!学芸会の前にも来て頂きたいくらいです」とお言葉を頂きました。
そして早々に来年の訪問日のご依頼まで頂きましたよ〜!有り難い事です。
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次回は12回目。干支だったら一巡り〜!
今度はどんなおはなしを持っていきましょうか。楽しみにしていて下さいね!
寒い中私達の姿が見えなくなるまで見送って下さった先生方、ありがとうございました。
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by suimmy | 2016-02-21 11:05 | 学校訪問
2016年2月9日
スイミーでもお馴染みの、港区芝小学校に行ってきました。
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2学期に伺ったときは、変更になった6年生の校外学習と重なってしまい
残念でしたが、今回全学年そろって聴いていただくことができました。

低学年の公演で「前回のお話覚えてくれていますか~?」と
質問すると「はーい、○○とね!○○!」
すごーい!大正解!
こうやって一つ一つの物語が、心に刻まれていくのだと思うと感動です。

今回低学年には、「三枚の御札」と、人気アニメ作家が書いた童話を披露。
たぬきのお母さんと、人間の少年の心温まるお話に、
作品に出てくる草笛の雰囲気ぴったりの曲が付いて、
ほんわかした世界が広がりました。
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作曲と演奏は、今回がスイミーの学校公演デビューの徳備 祐子さん。
音楽大学で作曲を専攻されていたということで
素晴らしいメロディをつけてくれました。

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高学年には、小川未明の「ものくさじじいの来世」と
やはりアニメ作家の童話を。命とは、正義とは・・・様々な事を突きつけられる
どっしりとしたお話を、しっかりと聴いてくれました。
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公演後は、校長室でお茶を頂きながら
校長先生やPTA役員の皆さんとの意見交換。
いつも、温かく迎えていただき、ありがとうございます。
前述の徳備さん情報で、芝小学校の校歌は
作詞、作曲共に、高名な方の作品ということが分かりました。
作詞は、「春が来た」や「朧月夜」「春の小川」などの作詞家、高野辰之氏
作曲は、「たなばたさま」や「ほたる」などの作曲を手がけ、近代音楽の基礎をつくったとされる
下総皖一氏でした。

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なるほど、歴史と伝統のある芝小の所以はこんなところにもあるのだと
感じた次第でした。
帰り際、姿が見えなくなるまで見送ってくださった校長先生と警備員さん!
また、来年度も楽しみに参ります!
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by suimmy | 2016-02-12 00:39
八王子いづみの森第三中学校で、先日の言語能力向上事業研究会に引き続き、今日は特別支援学級 通称6組で演劇指導を行ってきました。
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6組は いま、来る2月19日開催される 多摩地区特別支援教育研究会「劇と音楽の会」に向けて、朗読音楽劇の練習に取り組んでいます。
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話すことや 人前に立ちのが苦手な人が多い 6組ですが
昨年度も 発声から演技指導までの集中指導させていただいた結果、
3中6組は この多摩特研で  見事優勝!! 私たちも 見違えるほど 素晴らしいステージで感激しました。
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でもそれは 私たちの指導の結果というより、 こちら 担任の彦坂先生はじめ、サポーターの先生方の 愛情と情熱の賜物。 それに子ども達が答えたといっていいでしょう。



本当にあったかくて 素敵なクラスです。

それでも、プロのアナウンサーの指導は 生徒さんに とても良い刺激になったと
今年も講師をおねがいされました。

今年度は 戦後70年にちなみ 名古屋東山動物園で本当にあったお話を基に書かれた脚本「走れ 象列車!」です。
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時代背景 戦争についての 講話もして理解を深め 、セリフひとこと一言に気持ちを込めます。
短い時間でしたが できる限り1人一人 にアドバイスをさせていただきました。

さあ、今年も本番まで 2週間! どんな成長を見せてくれるか 楽しみです。
頑張れ象列車! 頑張れ6組!

多摩特研「劇と音楽の会」は 2月19日(金)  (9時30分~15時30分)
 八王子いちょうホールで 開催されます。
 皆さんも、ぜひ、お出かけください。














 
by suimmy | 2016-02-05 22:21 | 学校訪問